GIFT School
Manifesto
私たちは大きな時代の変化の中を生きています。
様々なテクノロジーの進歩によって
産業構造は大きく変わり
それに伴い社会構造も変化を続けています。
この変化の速度は止まることを知らず
もはや私たちの「当たり前」は
5年と持たないような時代です。
不安定な経済、気候変動
急速なグローバル化や移民の問題
様々な分断による社会不安など
人類史上最も複雑な時代を
これから私たちは生きていかなければいけません。
そんな時代をどうしたら私たちも、子どもたちも
幸せに生きることができるのでしょうか。
GIFT Schoolはこの問いをきっかけに生まれました。
「幸せ」を紐解いて行くと
その形は個人によってそれぞれ異なるものの
時代も世代も超えて共有できる
いくつかの共通点があります。
生きる意味:「生きがいを感じていること」
有史以来人々は
「生きる意味」について常に考えてきました。
自らの行動やその結果に喜びを感じ
その喜びを味わうことができる時間の貴重さを感じ
それが生きていくモチベーションとなること。
人間関係:「他人との繋がりを感じていること」
人間は社会的な生き物です。
家族や友人、パートナーなどとの
深い繋がりを感じることは
それだけで精神的な支えとなり
そして喜びとなります。
学ぶ力:「常に成長を感じていること」
本来学びというのは喜びであるものです。
好奇心を満たし関心を持って
さまざまな世界を深く味わい
そして自分にポジティブな変化を感じること。
世界にインパクトを与える:
「他人や社会に幸せを還元すること」
誰かに幸せを感じてもらうことに
喜びを感じること。
日々のちょっとしたアイデアから
創造的なアイデアまで
世界へのプレゼントを渡していくこと。
このような「幸せ」に生きる力というのは
幼少〜少年期に培い、知っていくことで
どんなことがあっても
どんな場所で生きていくとしても
自ら大事にできる
「一生もの」になるものです。
だからこそ私たちは
これまでの公教育とは異なる方法を
選ぶことにしました。
これからの人生を決定づける
この12年間という長い時間を
どのような環境で
子どもたちに過ごしてもらいたいか。
個性や意思、情熱が大事にされているか。
失敗が許され、チャレンジしていいかどうか。
心身ともに安心していられるかどうか。
多様な人たちと関われるかどうか。
学びを楽しいと感じるかどうか。
好奇心が大事にされているかどうか。
試験のための勉強ではなく
かけがえのない人生を
豊かに生きるための学びかどうか。
20年後、子どもたちは親の元を離れ
自らの力で、誰かとともに
生きていくことになります。
その時に彼/彼女たちが、朝目覚めるたびに
笑顔で一日を楽しもうという
気持ちで迎えられること。
それこそが私たちGIFT Schoolが
育みたい力なのです。
2つの軸
COMMUNITY
全ての子供が安心して学びを楽しめる環境
GIFT Schoolの1つ目の軸は心理的、精神的に安全な学びの環境を作ることです。全ての子供はそれぞれ「違う」ということを大前提にカリキュラムや空間、スケジュールをデザインしています。人と比べられることなく、自分の「好き」が尊重される場所であること。さらに社会性や感情のコントロールなどの力を育み、持続可能な社会を築くコミュニティの一員であることを学びます。
CREATIVITY
未来を切り開くクリエイティブな力
GIFT Schoolの2つ目の軸は、従来の学校で学ぶ「知識」と合わせて、新たな価値を創造するクリエイティブな力です。子どもたちがそれぞれの「幸せ」を実現し、そして社会にも幸せを還元していくには、「言われた通りに言われたことをやる」だけではなく、問題発見や分析、批判的思考と問題解決、そして様々なコミュニケーションスキルや表現などの実践的な力が必要だと考えています。
子どもたちの一日の流れ
GIFT Schoolは3-15歳の子どもが通う、
定員30名のマイクロスクールです。
子ども達は一日の中で、
個別/ペア/グループと様々な「形」で流動的に学びます。
算数や日本語、英語などのベーシックスキルは
子どもそれぞれのスタイル/進度に応じて個別に学び、
サイエンス・人文・アートは3学年ごとの
異年齢グループで探究を通じて学びます。
GIFT Schoolのカリキュラムは
学習指導要領を参考にしつつも
これからの時代に本当に必要な力をどう育むか
そして一番大事なGIFT Schoolに通う子どもたちが
ワクワクするものは何かを考えてデザインします。
私たちスタッフと先生の役割は大きく二つ、
デザイナーでありサイエンティストであることだと考えています。
デザイナーとしては、子どもたちの好奇心をどう刺激するか、
カリキュラム/空間/スケジュールを綿密に考えて設計します。
しかし実際に子ども達が関わる時には一旦それらを手放し、
目の前の子ども達が何を感じ、何を考え、何を学ぶか、
常に注意深く寄り添い、観察をし、次のステップを考える、
子ども達と共に学ぶサイエンティストとなります。
募集対象 | 2020年4月時点で3歳〜12歳の子ども、各学年2-5名程度 | |
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選考方法 | GIFT School スタッフと個別で面談を行います(保護者・お子さん共に) |
|
応募方法 | 下記フォームより必要事項を記入の上、お問い合わせください |
|
入学金 | 100,000円 | |
学費等 | 授業料 週5日:月額100,000円 週2日:月額50,000円 施設費 年額50,000円 材料費 年額50,000円 ※その他別途実費などがかかる場合がございます。 |
※入学に関しては以下の点を考慮します
ーお子さん本人がGIFT Schoolを居心地がいいと感じ、入学を希望していること
ーご家庭の教育方針とGIFT Schoolの教育方針の方向性に大きな相違がないこと
ー他のお子さんやGIFT Schoolのスタッフとコミュニケーションがとれること
※毎月体験会を行っています。詳しくはお問い合わせください(次回は12月15日です)
Our team
私たちスタッフと先生の役割は大きく二つ、
デザイナーでありサイエンティストであることだと考えています。
デザイナーとしては、子どもたちの好奇心をどう刺激するか、
カリキュラム/空間/スケジュールを綿密に考えて設計します。
しかし実際に子ども達が関わる時には一旦それらを手放し、
目の前の子ども達が何を感じ、何を考え、何を学ぶか、
常に注意深く寄り添い、観察をし、次のステップを考える、
子ども達と共に学ぶサイエンティストとなります。
Naoki Tomita : Founder
日本で生まれ、その後5-20歳までをスペイン・マドリッドで過ごす。 雑誌の編集、ライターを経て2011年よりフリーランスで映像制作を始める。 2015年にクリエイティブエージェンシーNINJAWORKS株式会社を設立。同年、娘が生まれたのをきっかけに教育プロジェクト、GIFTを立ち上げる。
Ryo Hattori : Founder
慶応義塾大学大学院修了。同大学先端生命科学研究所にて合成生物学の基礎研究後、国際特許事務所にて国内外の知的財産権の保護と活用に従事。2013年より経営コンサルティング会社を起業し、ベンチャー企業や教育機関を中心に経営サポートを担う。2015年、コミュニケーション戦略及びクリエイティブ制作のNinjaWorks株式会社を共同で立ち上げ、同メンバーと共に「新たな教育のカタチ」を実現すべくGIFTプロジェクトに取り組んでいる
FAQ:よくある質問
Q : GIFT Schoolは文部科学省認可の学校ですか?
A : GIFT Schoolは文部科学省認可の学校ではありません。インターナショナルスクールに通う場合と同じように、公立の小・中学校に学籍を置きながら通うことで、小学校・中学校の卒業認定を得られます。在籍校へはGIFT Schoolから定期的にレポートを提出するなど連携をします。卒業証書は公立校とGIFT Schoolの両方から発行されます。
Q : カリキュラムについて教えてください。学習指導要綱にはどれぐらい沿って学ぶのですか?
A : GIFT Schoolのカリキュラムは国内外の様々な先進的な学校での実践や、これからの社会や労働市場のあり方を考えた上で、そして最終的には実際に学校にいる子ども達の個性を大事に、デザインしていきます。もちろん日本の文部科学省の定める学習指導要領も参考にしていますが、全てを「こなす」のではなく、多少の整理は必要だと考えています。
算数や日本語(読み書き、漢字など)、英語などベーシックなスキルはそれぞれの子どもに合った進度と学習スタイルで個別に行い、サイエンス、アート、人文は3学年ごとの異年齢のクラスで、探究を中心にしたプロジェクト型の学習を行います。
また学年ごとの1年という短い時間ではなく、最長で12年という長い視点でたっぷりと時間を使った子ども達の成長を考えています。
Q : 子どもの「学力」が心配です。
A : 私たちがリサーチしてきた様々な先進的な学校を見てみても、公立の学校と比べて「学力」や、「大学への進学率」に差はないようです。さらに、何を持って「学力」とするかを改めて考えてみなければいけません。試験のために覚えた「知識」は3ヶ月後にはほぼ忘れられているという研究もあります。
GIFT Schoolのような学校では、「学び方」を学ぶため、子ども達が自ら必要と感じたスキルをどんどんと身につけていけるようになります。
Q : 中心となる言語は? 英語しか喋れない / 日本語しか喋れないが問題ないですか?
A : 基本的には日本語/英語を時間や科目によって分けるのではなく、常にどちらを使ってもいい環境としています。特に日常の生活の中で両方に触れていくことで、やはり長い時間をかけることで、最終的にはどちらも使いこなせるようにるが理想的だと考えています。母語一つの言語では捉えることのできない感情や価値を知ることは子ども達にとってかけがえのないもになるでしょう。
Q : Field Trip とは具体的にどのような内容を想定していますか?
A : 毎週水曜日を、Field Trip/Free Timeの日に設定しています。Field Tripではその時のプロジェクトのテーマに合った美術館や博物館などの施設に行ったり、または農地へ行って農作業などを行ったりなど、都会ではあまり体験できないような内容を考えています。また、Free timeでは、やり残したと思うことや、プロジェクトのリサーチ、またはリラックスする時間として子ども達が主体となり自由に使う時間です。
Q : 15時半以降の預かりはありますか?アフタースクールとの連携はありますか?
A : GIFT Schoolでは15:30-18:30までのアフタースクールの運営も行っています。詳しくはお問い合わせください。
Q : 送迎サービスはありますか?
A : 最寄りの駅までのスクールバスでの送迎を現在検討しております。詳しくはお問い合わせください。